2015.02.19

PHOTO CONTEST CREATIVE FINALIST

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小松 敦 氏 [ HEAVENS ]
最近の傾向として、クリエイティブ、サロンスタイルと分かれているが、クリエイティブとリアリティーの中でどうギリギリをつけるか。
クリエイティブだからできること、どう魅せるかパワーが必要。
過去の作品のイメージをなくして、みたことがあるような、ないようなものを頭の中から引っぱりだし、
自分のフィルターを通して、カルチャー、知識、技術、経験をいかしてほしい。
サロンスタイルは髪質を重視したが、クリエイティブはヘアの可能性を重視した。
上位の作品は特にヘアの可能性がうまく表現されている。
外国人モデルを使わずに日本人モデルでこだわった潔さを感じ、いい傾向にあると思う。
まだまだ過去の作品に引っ張られている作品もみられたが、ファッション感も踏まえ、もっと地域を盛り上げてほしい。

上原 健一 氏 [ Rougy ]
以前よりもシンプルなものが増えていて、全体的なクオリティーとしても上がっている。
明確に写真を撮るときのシチュエーション、ストーリーが感じられるものを選んだ。
髪の毛を触って、見て、細かいところまで意識した作品創りをしてほしい。

山下 浩二 氏 [ Double ]
もっと地毛を切りましょう!ウィッグがどうのこうのより、ちゃんとカットしましょう。
小手先の技術が多くて楽な方を選んでしまいますよ。それだと、うまくはなれません。

吉田 隆司 氏 [ snob ]
ヘア自体は作りこみ過ぎないスタイルをウィッグでやっているが、地毛でも可能なスタイルも多くある。
見た目のインパクトも大事。
はじめてみるものではないけど最近みてみたいかっこいいと思う年代は60年代~70年代の時代が今一番かっこいい。
去年、一昨年流行った作品はもう古い。ざらざらした質感、土っぽい質感はもう見飽きている。

赤松 美和 氏 [ VeLO ]
上位は、デザイナーのキャラクターが見えてくる、ユーモア、アイデアが感じられる作品を選んだ。
オブジェではなく人間の髪をデザインしているところを重視した。
あまりにもみたことがあるような作品や外国人モデルを使うなど、よっぽどのもでないとドキッとしない。
まずはコピーするのも大事だけど、自分なりのスパイス、キャラクターを出してほしい。
コピーするのであれば表面的な部分だけではなくて作った人の思考まで感じて真似てみるほうが良い。

西村 晃一 氏 [ Nicole. ]
上位の作品は好き。ファッション的要素が考えられて見やすいものが上位。
怖い作品はどうなのか? 今の時代はさらっとさりげない感じのものが目を引く。
何気ない感じが良い。
クリエイティブ、サロンスタイルがそこまで差をつける時代ではないので線引きが迷う。
美しい、可愛い、かっこいい そういうものを感じさせるビジュアルの要素をもっと出して欲しい。