先日snobデザインカットセミナー第１回目が開催されました。

講師は京都、大阪、滋賀で８店舗のサロンを展開するsnob代表吉田隆司氏とマネージャー藤井希代恵氏です。
弊社はデザイン力や技術力にすごくこだわりをもっており、デザインやカット技術を理論的に教えて頂ける吉田氏に、名古屋と岐阜で10年以上カットスクールの講師をして頂いております。

午前の部では吉田氏によるモデルデモンストレーションを行いました。

吉田氏の圧倒的なカットの技術力を受講生の皆様も真剣な眼差しで見つめています。
「カットはいきなりデザインを作っていくのではなく、まずは下地作りが重要！
例えると、魚でもウロコを取って塩やお酢で仕込みをしてから料理をすることにより、より美味しく仕上げることができますよね。」
吉田氏からはこんなアドバイスを頂き、襟足の浮きを抑えるカット法も伝授して頂きました。

モデルさんの仕上がりをご覧ください。

 

 

サイドを密着させるために耳まわりを刈り上げ、硬く見える印象をやわらかく見せるためにツーセクションでカット。

 

午後の部では受講生の皆様が実際にモデルさんをカットするワークショップを行いました。

まず、モデルさんのカウンセリングを行い、仕上がりイメージが決まったらデッサンとダイヤグラム（展開図）を書いていきます。
吉田氏や藤井氏に、モデルさんとダイヤグラムを見て頂き、仕上がりイメージの共有が出来たら、いよいよカットがスタートです。

 

カットが完成した受講生から吉田氏にチェックをして頂きます。

 

吉田氏にカットの補正をして頂き、アドバイスを頂きました。
自分が思い描いたデザインになっているか、モデルさんに似合っているか、骨格は補正出来ているか、など技術力を向上するために必要なアドバイスを数多く頂きました。

 

最後に吉田氏から、
「カットの技術向上に努めてほしい。技術を高めるためにウィッグを切るだけでなく、切る前にダイヤグラムを書いて頭の中で完全に構造が理解出来てからカットをしましょう。そうすることで、技術を高めることが出来ます。」
というコメントを頂き７時間に渡るセミナーは終了しました。

吉田氏がモデルさんのクセ毛や後頭部の絶壁をカットで補正しているのを見て、カットでここまでお客様のお悩みが解消でき、そのカット技術を分かりやすくお客様に言葉で伝えることで、お客様に満足していただけるんだ、と実感しました。

第２回目は２０１６年１月１８日にモデルさん２名をカットするワークショップセミナーを開催致します。

吉田様、藤井様、アシスタントの山本様、文字様ご協力頂きましてありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。