2021.04.21

After report / 山下塾 2021 vol.2

第二回めとなる山下塾は、前回のレイヤーを使った前下がりボブの復習から始まりました。

前回でも重要なポイントとなった
・頭の一番高い位置にポイントを決める
・そのポイントから放射線状にコーミングする
・ウィッグ(お客様)との距離を一定に保ち、周りをぐるっと回って同じ動きをする
を再度山下様にウィッグデモンストレーションをしながらお伝えいただきました。

このポイントを理解し習得することで
ブローやアイロンで内巻きにしなくても、ただ乾かしただけで収まるカットになり
特に髪にお悩みがあるお客様がファンになってくださることを
ウィッグデモンストレーションで実際に見て理解していただけたのではないでしょうか。

そのあとはレイヤーを活かしたマッシュのスタイルをデモンストレーションで展示していただきました。
山下様はレイヤーを”カットの仕込み”と表現されていましたが、その言葉の通り、レイヤーが入っているスタイルから少ない手数と時間であっという間に収まりの良いマッシュになりました。

左右半頭でシザーとレザーを使い分けて髪を引き出す角度や仕上がりの厚みなど違いを説明しながら、デモンストレーションが進みました。

そしてデモンストレーションで見ていただいたことを、受講生の方はウィッグ実習にてアウトプット。
デモンストレーションを見て理解したことを、実際に自分の技術として落とし込む難しさがこちらにも伝わってきました。

山下様には、最初に伝えていただいたポイントを繰り返しながらお一人お一人にアドバイスをしていただきました。

次回3回めは8/30の開催になります。
Doubleの皆様、受講生の皆様、引き続き宜しくお願い致します。